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太宰府市の混乱について

前回のブログで、議会を解散させず市長自身が辞職して直接市民に信を問うてほしいと書きましたが、市長は議会解散の道を選びました。

これから市議会議員選挙になるのですが、何を争点とした選挙なのか、恐らく当事者である議員もわからないと思います。議長は悪口の言い合いではなく、建設的な選挙をしたいという内容でマスコミに回答していましたが、候補者が通常選挙と同様の訴えしかしないのであれば、この解散は何のためなのか益々意味のないものになります。議員の質を問うものであれば、通常通り4年に一度の選挙で行うべきです。このような解散を強行した市長のやり方に私は納得できません。

 

一昨日、市長の言い分を書いたチラシが私のマンションのポストに入っていました。

 

あまりにも一方的な書き方だったので、私なりの考えを述べたいと思います。

  <副市長解職は市長の専決事項であって、議会の同意はいりません。改革を前に進めるために解職しました。>

  <議会と問題意識を共有し共に進めていきたいと願っています。>

チラシの原文のままですが、この二つが矛盾していることに市長は気付かないのです。

 

議会と共有すべき問題の中には、副市長の資質というのは無いと市長は言っていることになります。副市長の存在がそんなに軽いものであるのなら敢えて解職する必要はないし、副市長の資質で改革が遅滞するほど重い存在であるのなら、それは議会と共有すべき重要な問題です。確かに解職は議決する必要はありませんが、副市長人事は議決事項であり、もし議会が間違った議決をしたと市長が判断したのであれば、その理由を丁寧に議会に説明すべきです。仮に解職するとしても民間企業においても、最低でも一か月は猶予がありますが、8月のお盆過ぎに副市長に直接辞職を勧告し、わずか半月で解職した今回のやり方はブラック企業並みの人事であり、働く人間の権利を無視したこの一事とっても不信任に値するものだと私は思います。

 

  <不適切文書の問題と第三者委員会設置問題の責任をとって自らの処分案を議会に提案しました。−中略− 議会では否決され、理解されなかったことは非常に残念です。>

 

この問題が発覚したのは5月です。もし責任を感じているのであれば、今回のような自身の減給という処分案を6月議会に提案すべきだと思います。そしてそれは市行政全体の問題であることから、自身だけではなく三役及び全部長に対して2割から3割、最低でも三カ月程度は行うべきで、今回のように4ヶ月も経過した後に、自分の報酬1割を一か月減らす、という内容に議会は意味を感じなかったから否決したものだと思います。

 

このチラシには書かれていませんが、市長は教育長に対しても副市長同様8月半ばに直接本人に辞職を勧告し、8月末で解職しようとしていました。しかし教育長は教育委員会の同意がなければ解職できません。あまりにも突然の勧告に対し当然教育委員会が同意するわけはなく、この市長自身の言動で教育委員会との関係も壊しています。辞職させ方も知らないで勧告した今回の言動は、熟慮した末の物とはとても言えないと私は思います。

 

今、駅頭に立つと多くの方から太宰府を何とかしてください、という声をかけられます。現在の混乱は、市長に多くの責任があると私は思いますが、議会ももっと積極的に自ら出て行って説明を行うべきです。議会もチラシを作ったという事ですが、未だに私を初め多くの市民の元に届いていません。こういう姿勢が市民に問われているのだと思います。問題の解決はできるだけ速やかに単純な方法で行う事が必要です。一日も早い解決のために何ができるか、私も皆さんと一緒に考えていきます。

| ミホ | 12:55 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
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Comment
当方は渡辺さんと逆です。
つまり、市議会の言い分のチラシは来ていて、市長の言い分のそれはまだ届いていません。

私は前回の市長選で芦刈氏に投票していません。
それは前市長を支持していたからではなく、芦刈氏にはその資質がないと感じていたからです。
また今回の混乱は起こるべくして起こったことであり、結果論で叩くこともありません。
この点では終始一貫しています。

そんな芦刈氏を1ミリも支持していない私ですが、今回の解散はやむをえないことと考えます。
それはどんなに無意味で、どんなに納得ができなくても、地方自治法の規定に基づくものだからです。
「選挙に係る経費ガー」「市長の期末手当ガー」と言ってもどうにもなりません。
そもそもそういう賢明な判断ができる人だったら、市政をこんなに混乱させてはいません。

前市長の市政を止めるために、前回の市長選で「じゃない人」が選ばれたことはやむをえません。
しかしながら今回の混乱は「じゃない人」を当選させた代償でもあります。

市民はこれから高い授業料を払うことになるのですから、まず市議選の候補者の皆さんには
他の候補者と何が違うのか、太宰府をこれからどうしたいのか、しっかり発信していただきたいです。
なぜなら政党を看板を掲げる候補は(支持するかどうかはともかく)漠然とイメージできますが、
多くの無所属候補は自らの発信が少なすぎますし、また住んでいる地域に我田引水する発言ばかりで
狭い料簡の候補はもう時代遅れだと考えるからです。

このままいけばおそらく市長選が行われ、再び「じゃない人」が当選することになるでしょう。
「太宰府を何とかしてください」という声をかける人が渡辺さんに何を求めているのか、
それが直接的な言葉じゃなかったとしても十分にお察しのことと思います。
そして現状では直接的に太宰府を何とかできないであろうということも…。

せめて芦刈氏より資質のある「じゃない人」が出てきて太宰府を立て直すことを望むばかりです。

Posted by: 小市民 |at: 2017/11/04 2:13 AM








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