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香港

あけましておめでとうございます。

 

1996年〜1998年まで香港で働いていました。

香港がイギリスから中国へ返還されたのが1997年ですので、返還の年を挟んでの3年間です。

それ以前にも香港には7回か8回位個人で旅行していたので、友人もいて中国へ返還されることについてどう思っているのか聞いたことがあります。何故なら97年以前に香港からカナダなど複数のパスポートを持つことを許される国への移住が盛んにおこなわれていたためです。自分の母国に戻ることがなぜ香港の人たちを不安にさせているのか、外国人の私にはまだまだ理解できていませんでした。

 

89年、天安門事件があった時香港では中国の民主化を求める大規模なデモが行われましたが、そのデモを先導した香港人の方に聞いた話がとてもわかりやすかったのでご紹介します。

「自分たちは阿片漬けになった母である中国が膨大な借金を抱えたため、イギリスに養子に出された子どもみたいなもの。養母はそんな自分に最高の教育を身に付けさせ、世界で通用できるまでに育ててくれた。そんな時突然実母が自分を返せと言ってきた。その母親を見ると、教養はなくみすぼらしく汚い言葉で喋り痰をそこいら中に吐くそんな女。しかし本当の母親への思いがあることも事実。我々香港人はそんな状況に置かれている。」そういう内容でした。

 

50年は「一国二制度」を保障していたはずの中国政府が、最近干渉を強めているという事が報道されています。

 写真の女性は、中国政府の干渉に対し反対の立場で議員に当選しましたが、議員としての宣誓を行う時中国への侮蔑的な表現を使ったということで、先日中国政府から議員の資格をはく奪されました。つまり、議員としての活動は全くできなかったという事です。私は、彼女たち(もう一人若い男性も同じ状況になっています)のやり方は稚拙で本人が言っている通り、議員としての活動を期待して一票を投じた有権者への責任が果たせないという事は問題があると思います。しかし、議会の問題を香港議会が判断せず、香港政府や香港の司法も判断せず中国政府が判断しているということには大きな疑問を感じています。香港の未来に光を見ることができるのは、彼女のように民主化を保障するために動いている多くが若い世代であるという事です。ただ、「一国二制度」は50年間と最初から中国政府は言っていますからから、2047年以降は、どうなるのかわかりません。香港の人たちは非常に現実的でお金に厳しい人が多いと思います。同時にエネルギッシュで享楽的で楽天的な側面も持っているように思います。そんな彼らが今後どのような対応をしていくのか注目しています。

 

民主主義は、自分の意見を自由に言うことを保障されるところから始まります。香港の今の状況は実は全ての民主主義の国へ通じることです。つまり政府がその気になれば真綿で首を締めるように少しずつ少しずつ意見表明が出来ない民衆を作り上げていくことが容易にできるという事です。

 

私は今年も自由を愛している人たちを愛し、表現を阻害するあらゆるものを憎みながら粛々と自分の役割を果たしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 


 

| ミホ | 12:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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